スタバカスタムの基本、ミルクとシロップの使い方、有料・無料の違いは?

スターバックス

スターバックス(スタバ)において、初心者にはハードルが高いと思われがちな「カスタマイズ」

通称、「カスタム」

なにやら不思議な呪文を唱えているように受け止められていますが、基本的な考え方が分かれば、誰にでも簡単にできます。

ここでは、基本的な考え方から、有料・無料の違い。

そして、一番カスタムがしやすい、ミルクとシロップの種類などについて紹介していきたいと思います。

金額はすべて「税抜き」表示とします。
※税込みの場合、持ち帰り(to go)の場合8%加算、店内(for here)の場合10%加算

1.スタバカスタムの基本的な考え方

カスタムの基本的な動作は次の5つになります。

カスタムの動作 有料・無料 カスタムの例
①追加 基本的には有料
(無料もあります)
シロップ追加、エスプレッソショット追加、シトラス果肉追加 など
②変更 基本的には無料
(有料もあります)
ミルク変更、シロップ変更、茶葉変更
など
③エキストラ(増量・多め) 無料 ミルク多め、全部ミルク、シロップ多め
など
④ライト(減量・少なめ) 無料 ミルク少なめ、シロップ少なめ、氷少なめ
など
⑤ノン(なし・抜く) 無料 シロップなし、氷なし など

順を追って、もうちょっと説明してみましょう。

1.1追加

その名の通り、ミルクやシロップなどを追加します。
基本的には有料ですが、無料のものもあります。

50円(税抜き) ・シロップ追加(各種フレーバーシロップ)
・エスプレッソショット追加(1ショットにつき)
・コーヒーロースト追加
・チョコチップ追加(1スクープにつき)
・ホイップ追加(もともとのドリンクにホイップがない場合。単なる増量は無料)
100円(税抜き) ・シトラス果肉追加(1スクープにつき)
・茶葉(ティーバッグ)追加(1個につき)
無料 ・チョコソース
・キャラメルソース
・はちみつ追加
・ココアパウダー追加
・シナモンパウダー追加
・ブラウンシュガー追加
・ドリップコーヒーに通常ミルク追加

「シロップ追加」の場合は、追加するシロップを伝えます。

例えば、「バニラシロップ」を追加するとします。

・もともとのドリンクに、どのシロップも入っていなければ、バニラシロップを追加(50円)
・もともとのドリンクに、バニラシロップ以外のシロップが入っていれば、それにバニラシロップを追加(50円)

ただし、もともとのドリンクに、バニラシロップが入っている場合は、バニラシロップ増量になります。(→下記1-3)

また、上記に書いていないもので、季節限定ドリンクに使う材料を他のドリンクに追加できる場合があります。
(例:コーヒーゼリー、わらびもち、コーヒーホイップ など)

その時その時で、できるできないも変わるので、気になるものがあったら店員さん(「パートナーさん」と呼ぶ)に聞いてみるのが早いです。

1.2変更

もともと入っているものを抜いて、新しいものを入れます。

無料 ・ミルク変更(低脂肪乳、無脂肪乳の場合)
・シロップの変更(各種フレーバーシロップ)
・茶葉(ティーバッグ)の変更
・ティーの変更(アイスの場合)
・エスプレッソショットのリストレットへの変更
50円(税抜き) ・ミルク変更(豆乳、ブレベミルク、アーモンドミルク、オーツミルクの場合)
・デカフェへの変更(コーヒー、エスプレッソ)

スターバックスのミルクは、6種類ありますが、低脂肪乳(ローファットミルク)と無脂肪乳(ノーファットミルク)への変更は無料ですが、それ以外の、豆乳(ソイ)、ブレベミルク、アーモンドミルク、オーツミルクへの変更は50円となります。

【ブレベミルク】(ブラベミルクとも言う)
通常のミルクとホイップ用クリーム(乳脂肪と植物性脂肪を含むクリーム)をブレンドしたもので、かなり濃厚な味わいになります。

【リストレット】
エスプレッソショットと通常の3/4の水で抽出したエスプレッソ。液量が少なくなるので、コーヒーの旨味もコクも濃いめになりますが、一方で、通常のエスプレッソより苦味や渋味が抑えられるという特徴があります。

1.3エキストラ(増量、多め)

基本的には2倍になります。

無料 ・シロップ増量(もともとドリンクに入っているシロップと同じものの場合)
・ホイップクリームの増量(もともとホイップが入っているドリンクの場合。追加の場合は50円)
・ミルクの増量
・氷増量
50円(税抜き) ・エスプレッソショットの増量
・コーヒーローストの増量
100円(税抜き) ・茶葉(ティーバッグ)の増量(1個につき)

「追加」と「増量」の表現が紛らわしいですが、以下のような表現をすれば分かりやすいと思います。

・「追加」は、もともと入っているもの(あるいは入っていないもの)に、新たに「追加」する場合
・「増量」は、もともと入っているものと同じものを「増量」する場合

基本的には2倍となりますが、親切なパートナーさんの場合、どのくらい増やすか聞いてくれることもあります。

また、ティーラテはティーバッグから抽出するために、お湯とミルクを半々に入れますが、お湯を入れずに「全部ミルク」にすることもできます。その場合はレジで「全部ミルク」もしくは「オールミルク」と言うと通じますよ。

※オールミルクにすると、ミルクだけだと若干抽出しにくいみたいで、パートナーさんによっては、「茶葉抽出のために、ちょっとだけお湯をいれてもいいですか?」と聞かれることもあります。その場合は、優しく「いいですよ」を言ってあげてください。パートナーさんも大変なんです(汗)

1.4ライト(減少、少なめ)

基本的には半分になりますが、少なめの程度はパートナーさんに言えば調節してもらえます。

無料 ・ミルク少なめ
・シロップ少なめ(ライトシロップ)
・ショット少なめ(ライトショット)
・ホイップ少なめ
・氷少なめ(ライトアイス)
などなど

1.5ノン(なし)

ライトと同様な考え方で、そのものがなしになります。

無料 ・ミルクなし
・シロップなし(ノンシロップ)
・ホイップなし
・氷なし(ノンアイス)
などなど

2.シロップ(各種フレーバーシロップ)の種類

現在、店頭で追加・変更ができるシロップは以下のとおりです。

・クラシックシロップ(ガムシロップ)
・バニラシロップ
・キャラメルシロップ
・チョコレートシロップ(モカシロップ)
・ホワイトモカシロップ
・チャイシロップ
・アーモンドトフィーシロップ

なお、季節限定になりますが、以下の2つもおすすめです。

・バレンシアシロップ(夏季限定)
バレンシアの爽やかな香りと酸味が特徴のシロップ。
アイスコーヒーやアイスラテはもちろん、果肉系のフラペチーノに入れてもおいしいです。

・ジンジャーシロップ(冬季限定)
クリスマスシーズンに出てくる「ジンジャーブレッドラテ」に使われているシロップで、ジンジャーブレッドラテが出ると、ジンジャーシロップも他のドリンクに入れられるようになります。

3.その他のカスタマイズ

その他、「こんなこともできるの?」と意外に知られていないカスタムも紹介しておきます。

3-1湯温の調整(ホットドリンクのみ)

通常ホットドリンクは66~77℃で作られますが、温度を変えることもできます。

・エキストラホット:85℃
・ライトホット:60℃
・キッズ温度:54℃

なお、ドリップコーヒーはすでにできあがっているコーヒーの提供になりますので、ドリップコーヒーの湯温調整はできません。

3-1氷の量(アイスドリンクのみ)

上記1-3~1-5にも書きましたが、氷の量も調節できます

・エキストラアイス(氷多め)
・ライトアイス(氷少なめ)
・ノンアイス(氷なし)

ちなみに、氷の量の調整はフラペチーノでもできます。

氷を多めにすると固めになりますし、氷を少なめにすると少し緩めになりますので、お好みで調整することもできますよ。

4最後に

ここで紹介していないものもまだまだありますが、まずは基本のカスタムの動作(追加、変更、多め、少なめ、なし)を覚え、これをミルクやシロップで試してみてはいかがでしょうか。

自分の好きな味が見つかると、それはそれは嬉しいですし、よりスタバライフが楽しいものになります。

カスタムをパートナーさんに聞くのが恥ずかしいと思われる方もいるかと思います。「間違ったらどうしよう」と思う気持ちも分かりますが、パートナーさんもどうやったら美味しいカスタムになるかを研究していたりするので、聞かれるのが実は嬉しかったりするそうです。

一緒に考えてくれたりもしますので、ここは仲良くなるチャンスと思い、思い切って聞いてみると、さらに楽しくなりますよ!

ただし、くれぐれも忙しい時間帯は見逃してあげてください。。。

よりさらに楽しいスタバライフに向けて。
みんなの素敵なコーヒーライフを願って。
Have a Good Coffee!!

 

コメント

  1. […] カスタマイズについては、以前も紹介していますが、 […]

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